ウェイパーと創味シャンタンはどう違う?歴史や味、使い方も調べたよ

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ご家庭での家庭料理の調味料と言えばいろいろありますが、こと中華料理に関しますと『ウェイパー』、『創味シャンタンDX』を使っている方が多いと思います。家庭でも中華料理の味が再現できる、と言うとっても便利な調味料ですね。

ところでこの2つの調味料って同じ様で同じでない、違いや両社の歴史があるって知っていましたでしょうか?

中華料理を作る時に『ウェイパー』か『創味シャンタンDX』を使うと便利なんだよね。簡単に本格中華料理の味になるから重宝してるんだよ。

そうなんだね、ところで『ウェイパー』と『創味シャンタンDX』って違いがあるの?どっちを使っても同じ感じに仕上がるのかな~?気になるんだけど?

かく言う私も何となく使っていた人なので(^_^;)2つの調味料にどんな違いや歴史があるかなんて知らなかったのですが、調べてみた所興味深い歴史があるということがわかりました!

と言うことで、本日は『ウェイパー』と『創味シャンタンDX』の違いとは何か?2つの商品が販売された経緯、味や使い方まで調べてみましたよ!

ウェイパーと創味シャンタンDXは昔は同じ

とても簡潔にまとめてみますと2つの商品の違いはこの様なものでした。

  1. 『ウェイパー』と『創味シャンタンDX』の中身は以前は同じであった。 
  2. 途中から『ウェイパー』の中身が変わる。
  3. 『創味シャンタンDX』は、中身は旧ウェイパーと同じであるが”家庭用創味シャンタン”として販売開始されたもの。

と言った感じでした。これだけでは簡潔過ぎるので(^_^;)もっと解りやすくご説明させていただきますね!

製造販売の経緯

『ウェイパー』の販売元 ”廣記商行”と『創味シャンタンDX』の販売元”創味食品”の関係性

まず最初に2つの商品は販売元が違います。

『ウェイパー』は株式会社廣記商行。

『創味シャンタンDX』は株式会社創味食品。

そして両社は業種も違います。

廣記商行は小売業者。

創味食品は製造,販売業者。

となります。

創味食品が業務用商品として製造、販売していた『創味シャンタン』を廣記商行が家庭用として販売した商品が『ウェイパー』でした。つまり2社の関係は製造→小売として成り立っていたのです。

 

どこから中身が違ってきたのか?ご説明します

この様に、製造→小売として成り立っていた両社の関係が変わったのが2014年でした。廣記商行がチューブタイプの『ウェイパー』を発売したのですが、この商品の中身は今までの創味食品のものではなく、全く違う会社が製造した別商品だったのです。

と言うことでここで創味食品と廣記商行の意見の?食い違いが出てきたわけです。創味食品としては中身がうちのものではないのにウェイパーって言って売っていて紛らわしい、、という事になるわけですね。この辺りから混乱してくるので時系列を表にまとめてみました。

商品名 創味シャンタンDX ウエイパー
販売元 創味食品  廣記商行
販売形態 1961年業務用調味料『創味シャンタン』製造、販売開始。 1981年、創味食品製造→廣記商行より家庭用向けとして『ウェイパー』が販売開始
2014年     チューブタイプのウェイパー販売開始。(中身は創味食品のものではない)
問題発生 互いの主張が食い違う。          
2015年   2015年3月旧ウエイパー販売終了      
2015年4月 業務用『創味シャンタン』→家庭用『創味シャンタンDX』を販売開始 2015年4月新『ウェイパー』販売開始。(中身は別商品)

要するに、中身の違うウェイパーと今までのウェイパーと同じと思ってもらっては困る、と主張した創味食品側と、ウェイパーはそもそも当社の商品であり創味食品には製造委託していたという廣記商行の主張に食い違いが生じたため、2015年3月に旧ウェイパーは販売終了となり、翌月より両社がそれぞれの商品を販売開始した、と言う経緯があるのです。

それが現在の『創味シャンタンDX』、『ウエイパー』(新ウェイパー)となるわけです。

 

ですので昔から販売されていた『ウェイパー』と同じ味の商品は『創味シャンタンDX』になると言うことです。

*『創味シャンタン』は業務用、『創味シャンタンDX』は家庭用に作られている商品なのでまた少し風味が違うとのことです。

これはどちらかが良い、悪いと言う話ではなく経緯の話なのでご理解いただければと思います。私的にはどちらも美味しければ良いし(^_^;)、中身が違うことにより料理のバリエーションも増えるからいいんじゃないかしら?と思う次第です。

昔からの『ウェイパー』と同じ商品は『創味シャンタンDX』なの。今の『ウェイパー』は全く新しい商品になるわけよ!

どちらが良い、悪いではなくて、あくまでも違いの話なわけね!食べる方はいろいろ味やレシピの範囲が広がる感じがするけどね!

味や使い方の違いは?

と言うことで、複雑になってきましたが『ウェイパー』と『創味シャンタンDX』の違いの経緯についてご説明させていただきました。説明を踏まえた上で(^▽^)/実際の所味の違いはどの様な感じで違うのでしょうか??

味は?ウェイパーはこってり、創味シャンタンDXはあっさりとした上品な味

好みにもよりますが、『ウェイパー』はこってり、濃い味、『創味シャンタンDX』はウェイパーよりはあっさりとした上品な味付けです。

『ウェイパー』は炒め物など何にでも合いますし、『創味シャンタンDX』は中華スープを作るのに向いています。もちろん炒め物にも合いますね。要するに何にでも合います^_^。

と言いつつも、実際に2つの商品のどう味が違うのか比べてみましょう~♪と言う気持ちになりましたので2つの商品を買ってきました(^_^;)

缶を開けた状態ではあまり違いを感じませんでした。ちょっとウエイパーの方が色が濃い感じですね。

次にお湯にとかしてスープの状態にしてみるとウェイパーの方がより色が濃い感じがするのがわかります。

実際にお湯に溶かしたスープを飲んで見た感想は以下の様なものでした。(個人の感想です)

 

飲んで比べてみた感想
  • 『創味シャンタンDX』より『ウェイパー』の方が塩分が多い感じ。しょっぱい。
  • 『創味シャンタンDX』で作ろうと思ったらまず最初に中華スープを思い出す。『ウェイパー』は野菜炒めなど。

です!どちらが良い、悪いではなく好みの問題だと思いました^_^

私はそうですね、、用途別に使い分けても良いかも!と思いました。それにしても沢山使わないとですね(^_^;)

使い方は?どちらも同じ料理に使えます

では使い方はどの様な感じなの?と言う所ですが、どちらも同じ料理に使えますし、使い方は人それぞれ。完全に好みの問題だと思います。

とても美味しそうにお料理に使われている方がいらっしゃいますので、ご紹介させていただきますね!

 

チューブタイプはどちらともまた違った味です

『ウェイパー』と『創味シャンタンDX』はそれぞれチューブタイプの商品があります。缶の商品とは少し味が違うので、試してみるのも良いかと思います。

ウエイパーには『海鮮味』、『ヴィーガン用』と種類がある

さらにウェイパーには『海鮮ウェイパー』、『ビーガンウェイパー』と種類も豊富です。用途や生活様式に合わせて使い分けられる様に進化しているんですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?本日のまとめとしては、

  • 『ウエイパー』は昔は中身が創味食品製造のものだったが途中から変わり、新『ウェイパー』となる。
  • 昔からの『ウェイパー』の味を引き継ぐのは『創味シャンタンDX』である。
  • どちらを使っても良いがお好みでどうぞ!

という感じです。どちらも便利で美味しくなる調味料なので上手に使ってみようと思います!

以上、ウエイパーと創味シャンタンはどう違う?歴史や味、使い方も調べたよ、でした^_^

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